1. 間隔の維持
ダブルスプリット可撓母線間の間隔を効果的に維持し、風振動などの要因によって間隔が変化するのを防ぎ、母線同士の衝突や接近を回避します。
2. 減衰と振動低減
一部のMRJスペーサーはダンピング式で、可動部分にゴムなどのダンピング材を使用して導体の振動エネルギーを吸収します。これにより、空気振動やサブスパン振動を抑制します。
3. 軽量かつ高強度素材
通常、アルミニウム合金で作られており、軽量で母線への負荷を軽減しつつ、導体の重力や張力、過酷な気象条件によって生じる追加荷重に耐える高い強度を持っています。
1. 送電線の信頼性向上
母線間隔を維持し、振動を抑制することで、母線同士の衝突や摩耗などによる故障を低減し、送電設備の運転信頼性を高めます。
2. 電力損失の削減
二分割母線間での電流分布をより均一に保ち、不均等な電流分布による電力損失を最小限に抑えることができます。また、アルミニウム合金素材によりヒステリシス損失が発生しないため、消費電力をさらに削減します。
3. 設置および保守の簡便性
構造設計が合理的であり、設置が容易です。アルミニウム合金素材は優れた耐食性を持ち、錆びにくいため、保守作業量とコストを低減します。
1. 母線の機械的分離
二分割された可撓母線の間隔を電気性能要件に応じて維持し、表面電位勾配を低減します。
2. 母線振動の抑制
ストックブリッジ・ダンパーと同様に機能し、揺れの際に母線と共に振動して振動エネルギーを吸収し、母線の振幅を減少させ、疲労損傷から保護します。
3. 短絡状態への対応
短絡時に発生する電磁力により二分割母線が引き寄せられて衝突するのを防ぎます。瞬時に衝突が発生した場合でも、電磁力が消失後は母線を正常な状態に戻します。
モデル | 適用導体直径(mm) | サイズ(mm) | 体重 (kg) | ||
A について | L | R | |||
MRJ-4/120 | 19.02~21.28 | 50 | 120 | 11 | 0.4 |
MRJ-5/120 | 23.70~27.36 | 60 | 120 | 14 | 0.6 |
MRJ-6/120 | 30.16~33.20 | 70 | 120 | 17 | 0.7 |
MRJ-4/200 | 19.02~21.28 | 50 | 200 | 11 | 0.9 |
MRJ-5/200 | 23.70~27.36 | 60 | 200 | 14 | 1 |
MRJ-6/200 | 30.16~33.20 | 70 | 200 | 17 | 1.2 |
MRJ-4/400 | 19.02~21.28 | 50 | 400 | 11 | 2.1 |
MRJ-5/400 | 23.70~27.36 | 60 | 400 | 14 | 2.5 |
MRJ-6/400 | 30.16~33.20 | 70 | 400 | 17 | 2.8 |
記載された測定値はすべて手作業で取得したものですので、若干の誤差が生じる場合があります。最終的な寸法については実物を基準としてください |
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